オゾン水とは?オゾン水の用途と酸素水との違い

「オゾン水は知らないけれど、オゾン層という言葉は聞いたことがある」という方は多いのではないでしょうか?オゾン層は地表から10km~50km上空にある層で、私たちが有害な紫外線を浴びないようにブロックしてくれています。

最近は地球温暖化の原因の一つに、オゾン層の破壊が挙げられています。そのオゾンを人工的に作り出して水に閉じ込めたのがオゾン水です。そして、オゾン水には強力な殺菌効果や消臭効果があることで知られています。

オゾン水は何からできている?

オゾン水は、水道水にオゾンガスを溶け込ませたり、水を電気分解して作られます。オゾンは酸素が3つ集まって出来ていますが、不安定な状態のため、数十分もすると水と酸素に戻ってしまいます。つまり、残留性がないため殺菌や洗浄に適しているというわけです。

しかし、オゾン水を作る過程であまりに高濃度のオゾンが発生すると水に溶けきれずに空気中にオゾンが流れ出て、それを吸い込んでしまうと呼吸器を傷めてしまう恐れがあります。「オゾンは怖いもの」というイメージも、高濃度のオゾンのデメリットが拡大解釈されているのではないかと思われます。

市販のオゾン水生成器を使われる場合は、低濃度のオゾンしか発生しないようになっているので安心ですが、自作の生成器を使われる場合は、高濃度のオゾンが空気中に漏れ出さないよう、十分な注意が必要です。

オゾン水の用途

オゾン水は、ウィルスや細菌の細胞膜を破壊し、死滅させる効果があると言われています。そのため、その強力な殺菌作用から、医療施設や飲食店など衛生管理が特に重要視される場所で使用されています。

ノロウィルスやインフルエンザウィルス、O157などの繁殖を防ぐために重要な役割を果たしているのです。また、家庭用の生成器も発売されるようになりました。さらに殺菌力だけでなく消臭力もありますので、入浴できない寝たきりの方の体の洗浄や臭いが発生しやすいトイレや下水道などの洗浄に使われることもあります。

そのうえ鮮度保持力も高いので、野菜などの表面をオゾン水で洗うことによって、その鮮度を長く保つことが出来ると言われています。こうしてみてくると、オゾン水は様々な用途で用いられていることが分かります。

オゾン水と酸素水の違い

次に、オゾン水と酸素水の違いについて見ていきましょう。まず最初にご注意いただきたいのは、酸素水は飲料水ですが、オゾン水は飲料水ではありません。薄めたオゾン水でうがいをすることで口内を殺菌することは出来ますので、インフルエンザ予防や歯周病予防には効果が期待できそうです。

しかし、だからといって飲み込んでしまうと、体内の良い菌や腸内の善玉菌まで殺してしまうことになりかねないからです。殺菌作用が強すぎるというわけですね。1分間ほど汲み置きしてからならば大丈夫だとうたっているメーカーもあるようですが、臨床データがまだ少ないため、人体にどのような影響があるのかは不透明ですので、現時点では避けておかれるほうが良いでしょう。

まとめ

オゾン水について見てきましたが、その殺菌力や消臭力、鮮度保持力には目を見張るものがありました。まだまだ家庭に浸透するには時間がかかりそうですが、将来性は十分にあるのではないでしょうか。飲んでも安全だという証明がされれば、今よりも個人宅に普及する可能性があります。欲を言えば、体内の悪玉菌だけを殺菌してくれる、安全な水が発売されると嬉しいですね。オゾン水と酸素水、それぞれの効能を理解して正しく使用していきたいものです。

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